泉沢みき
南カリフォルニアのラグナビーチにある創作寿司店『242 Cafe Fusion Sushi』のオーナーシェフ。1986年にアメリカへ移住し、女性寿司職人も珍しい中、女性スタッフのみが勤めるフュージョン寿司店を1999年にオープン。男性中心の和食の世界の中で、女性の寿司職人の先駆者的な存在。地元客はもちろん、ハリウッドの芸能人も訪れる人気店。一方で、彫刻制作やアメリカ国内のパワースポーットや大自然を撮影する写真家としても活動。
チャンスの神様は前髪しかないから、そのままにすると、逃げちゃう。チャンスが来たら、すぐつかんで動くこと。
今回のゲストは、南カリフォルニア在住で、ラグナビーチにある創作寿司店
「242 Cafe Fusion Sushi」のオーナーシェフをされている泉沢みきさん。
ラグナビーチは、ロサンゼルスから南に車で1時間ほどのところにある、
美しい海岸線沿いの町。芸術家が多く集まる街として知られています。
みきさんの創作するお寿司や料理には、すべて自然の名前がついています。
ロールや握りは、醤油ではなく色鮮やかなソースで彩られ、
口の中で広がる風味の連鎖、「食は五感で楽しもう!」と言わんばかり。
お皿の上に、小宇宙が広がっているようなアート作品そのものです。
それもそのはず。みきさんは、彫刻家としてもアート作品を制作もされたり、
フォトグラファーとしても、アメリカ国内のパワースポットの
スピリチュアル本の自然写真を数冊担当されています。
「大自然、地球を大切にする気持ちを、食を通じて伝えたい」とみきさんはおっしゃいます。
体育大学を出て、ひょんなことから沖縄に住むことになったみきさん。
1年の滞在予定が3年に。
その時に、版画家の名嘉睦稔さんの元で働くことになり、
自然との関わり方や立体作品の工具の使い方を学んだ。
アメリカに行ったのも、3ヶ月の短期滞在のつもりが、
そのままずっといることになり、今年で32年目になる。
女性の和食のシェフがいなかったから、やろうと思った。
そして、世界的シェフのノブ・マツシタの新店舗に勤めるチャンスが来て、
そこでずっと働いて行こうと思っていたら、強烈なイジメにあって、1年半で退職することに。
常に何かの形で来るメッセージに耳を傾け、その閃きに従った。
結果、そのイジメのおかげで自分のお店を持つことになった。
チャンスは、いろんな形でやってくる。
チャンスの神様は前髪しかないから、そのままにすると、逃げちゃう。
チャンスが来たら、すぐつかんで動くこと。
(続きは、インタビューをお聞きください)
242 Cafe Fusion Sushi
add: 242 N. Coast Hwy. Laguna Beach, CA
tel: 949-494-2444
日〜木 4:30pm-10:00pm
金・土 4:30pm-10:30pm
月曜定休日
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