池田潤
作家、メンタルトレーナー。京都大学法学部在学中に勉強法ブログが人気となり、大学生カリスマブロガーとなる。受験勉強の指導で、有名大学に合格者を多数輩出するも、「物書きとして、人の心と向き合う人間として生きる」ことを決意し、京都大学を中退。作家、コーチとしての道を歩み始める。大学中退後、個人でビジネスを展開。最高月商1,000万円を突破し、使命とビジネスを両立させた「自分の武器を仕事にするライフスタイル」を実現させる。著書に、ベストセラーとなった『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』『未来の自分をつくる勉強法』、『毎日15分自分と向き合えば、「欲しい結果」がついてくる』、『無愛想のススメ』、『自分の「武器」を見つける技術』がある。主宰の心を鍛えるメンタルジム「イケジム」は、累計700名以上が受講。コーチングを通じて起業家や経営者、スポーツ選手、教師、コーチ、会社員から主婦まで幅広い人たちのメンタルをサポートしている。
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イケジュンさん。初めてお会いしたのは、1年前の夏のこと。
とっても穏やかなただずまいなのに
なんだか言葉のひとつひとつがずっしりと胸に響く。
イケジュンさんの本もそう。
心にすっと入ってくる。
言葉の重みと言うのは、
その人の生きてきた年数ではなく
その人が、どれだけの時間、
自分の内面と向き合ってきたかで違ってくるんだなぁ、と感じた出会いした。
新しいことを始める時に自分でストップをかけてしまう場合。
「10点満点中の1点でいい。」
こうイケジュンさんは言う。
何が動き出せない時によくあるのが、
「完璧にやらないと」「上手にやらないと」と思い
結局、何もできなくて、行動がゼロになってしまう。
その時に10点満点の10ではなく、
簡単にできる1点は何か考えてみる。
同じ10点の方向性にある、その1点をやる。
面白いことに、その1点をやると、2点をやりたくなる。
それは、感情に勢いが出てくるから。
いきなり完璧目指して10をやろうとすると、
感情的についてこなくて「無理かも。」
って重くなって動けなくなってしまう。
でも、1点だと「できるかも。」と思える。
そうして2点3点と、ちょっとずつ積み上げていく。
筋トレと一緒で、
いきなりベンチプレス100キロから始めるのは、無理。
それと同じでステップを踏んで、
やりやすいところからやればいいとイケジュンさんは言う。
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