高橋千秋
醸造研究家。ワインと日本酒の醸造コンサルタント。お酒とお酒に関わる微生物が大好きで、酒類総合研究所でワインや酒造りを指導しながら、お酒を科学する楽しみを高校や大学などでも教えている。3年前に全米日本酒観評会の審査員としてホノルルに招かれ、ハワイに多くの日本酒ファンがいること、醸造研究所の大先輩がハワイでアメリカ最古の蔵を守っていた事実を知り、33年振りにハワイに酒蔵を復活させたい!とクラウドファンディングを立ち上げるも開始12時間で目標額を突破。現在もクラウドファンディングで賛同者を募集している。
https://www.makuake.com/project/islandersake-brewery (日本語)
https://www.makuake.com/en/project/islandersake-brewery/ (英語サイト)
大好きなハワイで、
日本酒を作ろうと思ったのは3年前。
ハワイでも日系移民たちが
酒造りをしていたという事実を知った。
日本からサトウキビ労働者として
初めての日系移民がハワイに降り立ったのが1868年のこと。
1924年までに、約22万人もの日本人がハワイへ渡った。
オアフ島、ハワイ島などハワイ各地で
多くの酒蔵が誕生するも、戦後にはほとんどの酒蔵が姿を消した。
そして、ハワイでの酒作りを復興させたい!と、
2017年から酒蔵建設に取りかかり
夢の実現に向かって走り出した千秋さん。
ここまでの道は決して、スムーズなものではなかった。
初めは、ハワイの人々に
そんなことは無理だと言われた。
酒造建設のために借りた最初の物件では
酒蔵の運営ができないことを知り、振り出しに。
でも、数々の失敗が今となれば全てが勉強。
その過程が面白い。
ハワイの面白いところは
いろんな文化が混じり合っているところ。
岡山県産の農薬、肥料、除草剤を使わずに育てた良質なお米を使い、
ハワイの美味しい湧き水で
ハワイならではの酒作りをしたいと千秋さんは言う。
33年振りにハワイに酒蔵を復活させよう! ハワイで醸す情熱のSAKEプロジェクト
ハワイ州で、33年前に途絶えた日本酒の現地製造工場を復活させ、 日本とハワイ、それぞれの島に生きる人の魂を込める意味で名付けられたIslander Sake Brewery(アイランダー・サケ・ブリュワリー)のデビュー、ハワイの日本酒蔵を応援するプロジェクト。
https://www.makuake.com/project/islandersake-brewery (日本語)
https://www.makuake.com/en/project/islandersake-brewery/ (英語サイト)
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